LINE連携
LINE公式アカウントと連携して、顧客への予約通知やリマインドをLINEで送信できます。 LINE内での予約受付やスタッフへの通知も可能です。
Proプラン限定機能
LINE連携はProプランでご利用いただけます。 Freeプランをお使いの方は、プラン・お支払いページからアップグレードしてください。
LINE連携でできること
ancallのLINE連携では、以下のことができます。
- 予約確認をLINEで顧客に通知
- キャンセル通知をLINEで送信
- 予約前日のリマインドをLINEで送信
- 友だち追加で顧客とLINEアカウントを自動紐付け
- LINE内で予約ページを開く(LIFF予約)
- 予約完了ページにLINE友だち追加ボタン・QRコードを表示
- スタッフへの新規予約LINE通知
設定の全体像
LINE連携の設定は大きく4つのステップに分かれます。まず基本設定を完了させ、その後オプション機能を追加していきます。
- 1
事前準備
LINE公式アカウント・Messaging APIチャネルの作成
- 2
基本設定
チャネル情報の登録・Webhook設定・応答メッセージの無効化
- 3
オプション: LIFF設定
LINE内で予約ページを表示
- 4
オプション: スタッフ連携
スタッフへのLINE通知
まずは基本設定から
ステップ1・2を完了すれば、顧客へのLINE通知が使えるようになります。 LIFF設定とスタッフ連携は後から追加できるので、まずは基本設定を完了させましょう。
ステップ1: 事前準備
LINE連携を始める前に、LINE側で公式アカウントとMessaging APIチャネルを作成します。
1-1. LINE公式アカウントの作成
- 1
LINE Official Account Managerにアクセス
https://manager.line.biz/ にアクセスし、LINEアカウントでログインします。個人のLINEアカウントでログインできます。
- 2
「アカウントを作成」をクリック
サロン用の公式アカウントを新規作成します。アカウント名にはサロン名を入力してください。
- 3
必要事項を入力して作成完了
業種は「美容」など該当するものを選択します。無料の「コミュニケーションプラン」で問題ありません。
無料プランで始められます
LINE公式アカウントの無料プラン(コミュニケーションプラン)で月200通まで無料でメッセージを送信できます。 顧客数に応じてプランを後からアップグレードできます。
1-2. Messaging APIチャネルの作成
- 1
LINE Developers Consoleにアクセス
https://developers.line.biz/ にアクセスし、同じLINEアカウントでログインします。初回はデベロッパー登録が必要です(名前とメールアドレスの入力のみ)。
- 2
プロバイダーを作成
「プロバイダー」>「作成」からプロバイダーを作成します。名前はサロン名や会社名を入力します。既にプロバイダーがある場合はこのステップは不要です。
- 3
Messaging APIチャネルを作成
プロバイダー内で「チャネル設定」タブ >「Messaging API」を選択し、新しいチャネルを作成します。先ほど作成したLINE公式アカウントを紐付けます。
LINE公式アカウントとの紐付けに注意
Messaging APIチャネル作成時に、先ほど作成したLINE公式アカウントを選択する必要があります。 一度紐付けると変更できないため、正しいアカウントを選択してください。
1-3. チャネル情報を控える
LINE Developers Consoleで作成したチャネルから、以下の3つの情報をコピーしておきます。
- 1
Channel IDをコピー
「チャネル基本設定」タブの「チャネルID」欄に表示されている数字をコピーします。
- 2
Channel Secretをコピー
同じ「チャネル基本設定」タブの「チャネルシークレット」欄に表示されている文字列をコピーします。
- 3
Channel Access Tokenを発行してコピー
「Messaging API設定」タブの最下部にある「チャネルアクセストークン(長期)」の「発行」ボタンをクリックし、表示されたトークンをコピーします。
Channel Access Tokenは「発行」が必要です
Channel Access Tokenは初期状態では表示されていません。「Messaging API設定」タブの最下部にある「発行」ボタンをクリックして生成する必要があります。 発行後に表示される長い文字列をコピーしてください。
Bot Basic IDも控えておくと便利
「Messaging API設定」タブの「ボット情報」セクションに「ボットのベーシックID」(例: @123abcde)が表示されています。 これを後でancallに登録すると、予約完了ページにLINE友だち追加ボタンが表示されるようになります。
ステップ2: 基本設定
ancallとLINE公式アカウントを接続します。このステップを完了すれば、顧客へのLINE通知が使えるようになります。
2-1. ancallにチャネル情報を登録
- 1
LINE連携設定画面を開く
ancall管理画面のサイドメニューから「予約チャネル」>「LINE予約」をクリックします。
- 2
チャネル情報を入力
事前に控えたChannel ID、Channel Secret、Channel Access Tokenをそれぞれ入力します。Bot Basic IDも控えてあれば入力してください。
- 3
「保存」をクリック
設定を保存します。保存が完了すると、画面にWebhook URLとその他の設定項目が表示されます。
2-2. Webhook URLを設定
ancallの画面に表示されるWebhook URLをLINE側に登録します。これにより、LINE上での友だち追加やメッセージ送信をancallが検知できるようになります。
- 1
Webhook URLをコピー
ancallの設定画面に表示されているWebhook URLの右にあるコピーボタンをクリックします。
- 2
LINE Developers ConsoleのMessaging API設定を開く
LINE Developers Console > チャネル > 「Messaging API設定」タブを開きます。
- 3
Webhook URLを貼り付けて更新
「Webhook設定」セクションの「Webhook URL」にコピーしたURLを貼り付け、「更新」をクリックします。
- 4
「Webhookの利用」をオンにする
同じセクションの「Webhookの利用」トグルをオンにします。既にオンの場合はそのままで問題ありません。
- 5
「検証」ボタンで動作確認(推奨)
「検証」ボタンをクリックして「成功」と表示されれば、Webhook URLが正しく設定されています。
「検証」で失敗する場合
Webhook URLの検証が失敗する場合、以下を確認してください。
- ancallの設定画面でチャネル情報が正しく保存されているか
- Webhook URLをコピーミスなく貼り付けているか(前後にスペースが入っていないか)
- Channel Secretが正しいか(LINE Developers Consoleの「チャネル基本設定」で確認)
2-3. 応答メッセージをオフにする
LINE公式アカウントにはデフォルトで自動応答が設定されています。これをオフにしないと、ancallのWebhook処理が正しく動作しません。
- 1
LINE Official Account Managerにアクセス
https://manager.line.biz/ にアクセスし、サロンの公式アカウントを選択します。
- 2
応答設定を開く
「設定」>「応答設定」をクリックします(サイドメニューの歯車アイコンから辿れます)。
- 3
「応答メッセージ」をオフにする
「応答メッセージ」のトグルをオフに切り替えます。
- 4
「Webhook」がオンであることを確認
同じ画面で「Webhook」がオンになっていることを確認します。オフの場合はオンにしてください。
この設定は必須です
応答メッセージがオンのままだと、以下の問題が発生します。
- スタッフ連携コードを送信しても、自動応答が返るだけで連携処理が行われない
- 友だち追加時の顧客紐付けが正しく動作しない場合がある
あいさつメッセージ(友だち追加時の自動メッセージ)は別の設定なので、そちらはオンのままで問題ありません。
LINE通知を設定する
どの通知をLINEで送信するか設定します。基本設定が完了していれば、すぐに使い始められます。
- 1
通知設定画面を開く
サイドメニューの「通知」から「通知設定」をクリックします。
- 2
LINE通知セクションを確認
ページ下部の「LINE通知」セクションで、各通知(予約確認・キャンセル・リマインド)のオン/オフを切り替えます。
メールとLINEの併用
メール通知とLINE通知は独立して設定できます。両方をオンにすれば、メールとLINEの両方で通知が届きます。 LINEアカウントが紐付けされていない顧客にはメールのみ届きます。
顧客とLINEの紐付け
LINE通知を届けるには、顧客とLINEアカウントの紐付けが必要です。紐付けは自動で行われます。
紐付けの仕組み
顧客がサロンのLINE公式アカウントを友だち追加すると、直近7日以内に予約した顧客のうち、まだLINE紐付けされていない顧客と自動的にマッチングされます。
LIFF経由で予約した場合は、予約確定時にLINEアカウントが即座に紐付けされます。
友だち追加を促す方法
- 予約完了ページ: Bot Basic IDを設定すると、予約完了ページにLINE友だち追加ボタンが自動表示されます
- 店舗公開ページ: Bot Basic IDを設定すると、店舗公開ページにもLINE友だち追加QRコードが表示されます
- 店頭にQRコード掲示: LINE Official Account Managerからダウンロードできる友だち追加QRコードを店頭に掲示するのも効果的です
紐付けのタイミング
友だち追加による自動紐付けは「直近7日以内の予約」が条件です。 予約の前にLINE友だち追加を案内すると、より確実に紐付けが行われます。 初回来店時に友だち追加をご案内いただくのがおすすめです。
紐付けされない場合
友だち追加から7日以上前の予約しかない場合、自動紐付けは行われません。 次回の予約後に友だち追加いただくか、LIFF経由で予約いただくことで紐付けが完了します。
オプション: LINE内予約(LIFF)を設定する
LIFF(LINE Front-end Framework)を使うと、LINE内のWebViewで予約ページを表示できます。顧客はLINEアプリから直接予約でき、名前の自動入力やLINEアカウントの自動紐付けが行われます。
LIFFアプリの作成(LINE Developers Console)
- 1
LINE Developers Consoleを開く
https://developers.line.biz/ にアクセスし、Messaging APIチャネルの設定画面を開きます。
- 2
LIFFタブを開く
チャネルの設定画面にある「LIFF」タブをクリックします。
- 3
「追加」をクリック
LIFFアプリの一覧画面で「追加」ボタンをクリックします。
- 4
LIFFアプリの設定を入力
以下の項目を設定します。アプリ名は任意(例: サロン名 予約)、サイズは必ず「Full」を選択してください。
- 5
Endpoint URLを設定
ancallのLINE連携設定画面に表示されている「Endpoint URL」をコピーして貼り付けます。(例: https://www.ancall.me/your-salon/booking)
- 6
「追加」で作成完了
設定を確認して「追加」をクリックします。作成されたLIFF ID(例: 1234567890-AbCdEfGh)をコピーします。
LIFFのサイズは必ず「Full」を選択
LIFFアプリのサイズは「Full」「Tall」「Compact」から選べますが、予約ページは「Full」(全画面)でなければ正しく表示されません。 必ず「Full」を選択してください。
ancallにLIFF IDを登録
- 1
LINE連携設定画面を開く
ancall管理画面のサイドメニューから「予約チャネル」>「LINE予約」をクリックします。
- 2
LIFF IDを入力して保存
「LIFF予約(LINE内予約)」セクションにLIFF IDを入力し、「保存」をクリックします。
- 3
LIFF予約URLを確認
保存後、LIFF予約URL(https://liff.line.me/...)が表示されます。このURLがLINE内で予約ページを開くリンクになります。
リッチメニューにLIFF予約URLを設定
LIFF予約URLをLINE公式アカウントのリッチメニューに設定すると、顧客がLINEのトーク画面下部からワンタップで予約ページを開けるようになります。
- 1
LINE Official Account Managerにアクセス
https://manager.line.biz/ にアクセスし、サロンの公式アカウントを選択します。
- 2
リッチメニューを作成
「トークルーム管理」>「リッチメニュー」から新しいリッチメニューを作成します。テンプレートを選択し、画像をアップロードします。
- 3
アクションにLIFF予約URLを設定
メニューのボタンアクションとして「リンク」を選択し、ancallの設定画面に表示されているLIFF予約URLを貼り付けます。
- 4
保存して公開
リッチメニューを保存します。設定した表示期間内であれば、トーク画面の下部にメニューが表示されます。
リッチメニューの活用
リッチメニューには「予約する」以外にも「電話する」「アクセス」など複数のボタンを配置できます。 サロンの運用に合わせてカスタマイズしてみてください。
LIFF予約の特徴
LIFF経由で予約すると、以下のメリットがあります。
- 顧客のLINE表示名が名前欄に自動入力される
- 予約確定と同時にLINEアカウントが顧客情報に自動紐付けされる
- 以降の予約通知がLINEで自動的に届くようになる
- 顧客がアプリを切り替えずにLINE内で予約を完結できる
オプション: スタッフへのLINE通知
スタッフのLINEアカウントを連携すると、新しい予約が入ったときにスタッフ個人のLINEに通知が届きます。
スタッフのLINE連携手順
- 1
LINE連携設定画面を開く
ancall管理画面のサイドメニューから「予約チャネル」>「LINE予約」をクリックします。ページ下部に「スタッフLINE通知」セクションがあります。
- 2
連携コードを発行
連携したいスタッフの「連携コード発行」ボタンをクリックすると、6桁の連携コードが表示されます。このコードは10分間有効です。
- 3
スタッフがLINE公式アカウントを友だち追加
まだ友だち追加していない場合は、スタッフにサロンのLINE公式アカウントを友だち追加してもらいます。
- 4
スタッフが6桁コードをメッセージ送信
スタッフがLINE公式アカウントのトーク画面で、6桁のコード(数字のみ)をメッセージとして送信します。
- 5
連携完了
コードが正しければ「LINE連携が完了しました」と返信が届きます。ancallの画面にも連携済みと表示されます。
連携コードの有効期限は10分です
連携コードを発行してから10分を過ぎるとコードが無効になります。 期限が切れた場合は、再度「連携コード発行」ボタンをクリックして新しいコードを発行してください。
コードを送信しても反応がない場合
最もよくある原因は「応答メッセージ」がオンのままになっていることです。 LINE Official Account Managerの「設定」>「応答設定」で「応答メッセージ」がオフ、「Webhook」がオンになっていることを確認してください。
連携の解除
LINE連携設定画面のスタッフ一覧で「解除」ボタンをクリックすると、そのスタッフへのLINE通知が停止されます。 スタッフがLINE公式アカウントをブロックした場合も自動的に解除されます。
トラブルシューティング
LINE連携でよくある問題と解決方法をまとめています。
LINE通知が届かない
チェックポイント
- 顧客がLINE公式アカウントを友だち追加しているか: 友だち追加されていない顧客にはLINE通知を送信できません
- 顧客とLINEアカウントが紐付けされているか: ancall管理画面の顧客詳細で「LINE」の項目を確認してください
- 通知設定がオンになっているか: 「通知設定」画面のLINE通知セクションで各通知がオンか確認してください
- Channel Access Tokenが有効か: LINE Developers Consoleで再発行して、ancallの設定を更新してみてください
スタッフ連携コードが認識されない
チェックポイント
- 応答メッセージがオフになっているか: LINE Official Account Managerの「設定」>「応答設定」で確認(最も多い原因)
- Webhookがオンになっているか: 同じ応答設定画面で「Webhook」がオンか確認
- コードの有効期限が切れていないか: 連携コードは発行から10分間有効です。期限切れなら再発行してください
- 数字のみを送信しているか: 6桁の数字以外の文字(スペースや記号)が含まれていないか確認
Webhook URLの検証が失敗する
チェックポイント
- ancallでチャネル情報を保存済みか: Webhook URLを設定する前に、まずancallでChannel ID・Secret・Tokenを保存してください
- Channel Secretが正しいか: LINE Developers Consoleの「チャネル基本設定」タブで確認
- URLに余分な文字が含まれていないか: コピー時に前後のスペースや改行が入ることがあります
LIFF予約ページが表示されない
チェックポイント
- Endpoint URLが正しいか: LINE Developers ConsoleのLIFF設定でEndpoint URLが予約ページのURLと一致しているか確認
- LIFF IDが正しいか: ancallに登録したLIFF IDがLINE Developers Consoleに表示されているものと一致しているか確認
- LIFFアプリのサイズが「Full」か: 「Tall」や「Compact」だと正しく表示されません
- 店舗の予約ページが公開されているか: ancallで店舗の公開設定がオンになっているか確認してください